世界で拡大する中古品買取・販売市場

日本の中古品が世界で人気です。

さっく

中古品というと昔はあまりいいイメージがなかったよね

でも最近は、メルカリやヤフオクなどで個人が中古品を販売しています。

他にも持ち込みで買取してくれるブックオフ、セカンドストリート、トレジャーファクトリー、コメ兵など中古品買取、販売店が多くなりました。

また、三越伊勢丹では『アイム グリーン』という中古品の買取・引取サービスを始めています。

これからの小売店は、販売する一方で、買取りもする時代。

その事についてザックリお話しします。

目次

世界の中古品市場

世界の中古品市場は今後、大きく伸びると予想されていて、2032年には6869億ドル、およそ103兆円に達するだろうと言われています。

さっく

スゴイ!

日本は昔から古い物を大事にする慣習があります。

一時、大量生産・大量消費の時代がありましたが、昨今は、いい物は長く、使える物は再利用するといった考え方が見直され、アメリカなど海外にも広がってきました。

先ほど紹介した中古品買取・販売店を中心に、すごい勢いで海外進出が進んでいるそうです。

セカンドストリートなどを展開するゲオホールディングスは、アメリカでの店舗数を2028年までに2倍強の100店舗にするとしています。

アメリカの店舗  出典 2nd STREETホームページより

2nd STREETホームページ▶https://www.2ndstreet.jp/shop

元々は、DVDなどのレンタル事業を主力としてきたが、それを中古衣料品などの買取り、販売事業にシフトしている。

ゲオの業績は拡大していて、アメリカのインフレの影響や元々、このような業態があまりなかったのが要因として考えられます。

また、買取りには目利きが必要で、そのノウハウを各社が蓄積してきた。

それによって、妥当な値段で買い、販売することができるので、マーケットとして成立するようになったという事です。

ブックオフもアメリカで現在16店舗を展開(2024年11月末時点)。2033年には100店に増やすとしています。

ニューヨークの店舗  出典 BOOK OFF ホームページより

BOOK OFFホームページ▶https://www.bookoffusa.com/store-location/

さっく

本やCDといったエンターテインメント商品がメインだそうです

9割は現地で買い取った商品で、アメリカで人気のある日本のアニメ関連グッズやトレーディングカードなど一部は日本から輸入をするそうです。

たっく

これは売れそうやね

日本の中古品が人気

日本の中古品は特にアジアで人気があるそうです。

日本人は丁寧に物を使う人が多いので、商品の状態がいい。

海外では日本の中古品を

『 used in Japan 』(日本で使われました)

と呼ばれ、一種のブランドになっています。

たっく

『made in Japan』みたいで面白いな~

また、タイで話題だという巨大ショッピングモールがあります。

名前が『マイアミ・ベイサイド』

さっく

タイなのに……

東京ドームと同じぐらいの広さで、そこに家具や雑貨、ピアノ専門店など20店舗が入り、

その全てが日本の中古品だけを販売します。

週末になると、お客さんが殺到するそうです。

たっく

飛ぶように売れるらしいで

オークションも

マイアミベイサイドでは、週末に『オークションガール』による中古品のオークションも開催。

大変盛り上がるそうです。

さっく

オークションガールは大人気なんだって

たっく

写真見たけど5人組の美女だったで

タイでは、日本ブームが起きていて、衣類も体形が似ているのでよく売れるそう。

服のサイズやデザインを少し変えたりしながら販売しています。

さっく

世界で日本の中古品が売れてます

たっく

SDGs(エスディージーズ)の観点からもええこっちゃな

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